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第20回ストーンビックフェア「山形石まつり」を取材した。

第20回ストーンビックフェア「山形石まつり」を取材した。
お墓情報 山形県
2019/05/29

第20回目を迎えた「第20回ストーンビックフェア山形石まつり」を取材した。

このイベントは20年以上開催され、東日本大震災の時を除き毎年行なっている一般向けの石材販売イベントだ。

 

令和元年5月25日(土)26日(日)の2日間、山形県山形市にある「山形ビックウィング 」にて開催された。

 

これは山形市の「山形石工協同組合(高橋宏行 理事長)」が主催し、一般へ向け石材店などが、「お墓」や通称「庭物」を販売するイベントだ。

※「庭物」とは、石灯籠や石彫品、水鉢やつくばいなど庭に飾る石の置物の総称。

 

今年の出店者は、

・山形石工協同組合

・山形県石材技能士会

・墓地景観創造研究会

・石の浄朝(有)

・高橋石材店

・舩越旭弘(アキヒロ)石材店

・印役 原田石材店

・大江石政石材店

・(株)ざおう

・カンノトレーディング(株)

・(株)ナイガイ

などが一同に会した。

 

また、恒例の「餅のふるまい」や「石の一輪挿しワークショップ」「勾玉つくりワークショップ」「サンドブラスト体験」なども行われ、子供から高齢者まで幅広い世代の人で賑わった。

 

 

 

地域の「マルシェ」とコラボ開催

地域の「マルシェ」とコラボ開催

「山形石まつり」は、一昨年から地域のマルシェ「まるまるマルシェ(米本泰 実行委員長)」とコラボして集客している。

 

そのマルシェでは長い時間、滞在して頂ける様にと飲食店も数多く出店していた。

また「石まつり」に来るコンセプトや世代を考えて「終活写真撮影」や「盆栽販売」「整体」など幅広い世代が楽しめる内容となっていた。

 

まるまるマルシェの出店者は以下の通りだ。※順不同

・ヤマソウグリーンラボ(寄せ植え販売・ミニギャザリングのワークショップ)

・カレーハウス 金魚(カレー&手作り雑貨)

・Naturally(押し花レジンアクセサリ)

・バルーンアートのつばさくん(バルーンアート作家)

・cafe tyatya(湘南珈琲各種とスイーツなど)

・miging cafe(移動ワゴンカフェ)

・珈房タカセ(こだわり珈琲販売)

・内外ファーム(朝取れ高原野菜販売)

・ニューマンボ(フリーマーケット)

・明石夢工房やまがた(本場明石焼き販売)

・墓詣で(墓参り道具作成ワークショップ)

・Photo Studio いのせんと(終活写真・記念写真撮影など)

・整体からだメンテナンス「エムズ」(整体・外反母趾矯正・腸もみ・足つぼ療法など)

・fudge&trigger(かき氷販売)

・tsumugi工房(編み物やレジンを使った作品・ドール服の販売と、ワークショップ)

・オウルムーン(フクロウカフェ&ナッツ販売)

・くまちゃんなめこ(山形県鮭川産しゃきしゃきなめこ販売)

・June3rd(幾何学模様・動物の手刺繍カラフルアクセサリー製作販売)

・hakalife(盆栽&金継ぎ販売&終活相談)

・はーとベーカリー(手作りパン販売)

など

 

「まるまるマルシェ」はコンセプトは、

マルシェとは心のつながり地元で暮らす楽しさを再認識もらえる場として、農産物やカフェグルメ、クラフト作家などの「モノ」の生産者に加え、寺院などソフトの部分、いわば「ココロ」の生産者にも出店いただき地域でのあらたなつながりをつくり繋いでい​きたい。

としている。今回は寺院などの参加はなかったが、別の回では寺院なども巻き込んだ内容となっている様だ。

 

第6回まるまるマルシェ イベントページはこちら(Facebook)

 

 

 

話題の「墓詣で」も出店!

話題の「墓詣で」も出店!

・「墓詣で」という昔ながらの新しいイベント

として、以前の記事でも取り上げた「墓詣で」がこの山形石まつりでも出店した。

 

マルシェとして出店し、

「ちょうちんつくり」

「お手紙線香」

「お線香つくり」

の3種のワークショップが開催された。

 

その中でも特に人気だったのが「ちょうちんつくり」だ。

おじいちゃん、おばあちゃんが孫を連れて一緒に取り組む姿も見られた。

参加者は、孫とお墓詣りの話をする良いキッカケとなったと話していた。

 

当たり前のことが当たり前ではなくなった現在、この日本文化の根源にある「墓参り」をもう一度当たり前のことにするのが狙いの「墓詣で」を今後も追いかけて行きたい。

 

 

 

石材業界の生き残り術

石材業界の生き残り術

↑山形石まつり「餅つき大会」の様子

 

この「山形石まつり」はターゲットをしっかり設定し、家族連れにして3世代で楽しめる物になっている。

祖父母にとって孫の笑顔ほど嬉しい物はない。

 

 

このように地元の石材店が協力し、一般向けのイベントを行なっている地域は珍しい。

 

石屋というのは、頑固な職人の世界である。

このように力を合わせ自己の損得ではく石材業界全体の活路を考え行動している団体がいる山形地域は特殊だ。

 

 

業界では墓離れ、石離れが急激に進んでいる。

 

お墓に関しても、核家族化が進んだ現代では「先祖代々のお墓」という意識でお墓を建てる人が少なくなって来ている。

お墓を建てたとしても、夫婦だけしかお墓に入らないなど、一つのお墓に納骨される数がどんどん少なくなっているのだ。

それどころが、後継ぎがいなくこのままでは無縁墓になりかねないと、お墓を建立せずに逆に故郷のお墓の墓じまいを検討している人が増えているが現状となっている。

 

この様な状況を個の石材店で対応しようと思っても、抵抗虚しく時代に流されるだろう。

しっかり手を合わせ対抗策を考え、行動している「山形石工協同組合」の組合員はただ時代に流される様なことはないだろう。

 

今後もこの様に前向きに挑戦を続ける団体などを取材していきたいと思う。

m.Handa

趣味は温泉めぐり。 北日本各地で店舗運営の経験を持つ。
このサイトの制作ディレクターでもある。

地域のマルシェやイベント企画など、多くに関わる。