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デジタル終活って何ぞや?

デジタル終活って何ぞや?
終活 全国
2019/04/24

こんな経験はありませんか?

 

インターネットで久しぶりに買い物をしようとしたけど、

「IDやパスワードを忘れてしまった・・・」

「スマートフォンやパソコンのパスワードを忘れてしまった」

 

これは年齢など関係なく起こり得えますね!

 

現在、私たちの生活の中には様々なシステムがあり、パスワード管理が大切な終活の一部となっているのです。

この様なパソコンやスマートフォンの中や、インターネット上に保存されたデータなどの処理について対策をする事を「デジタル終活」と呼ばれています。

 

そのデジタル終活の一貫として、「自分の死後データの削除」「遺族への提供を委託」「知人にメッセージを自動配信」こんなサービスも最近では登場しているというのです。

 

 

本人は見られたくないが、遺族は見たい!

本人は見られたくないが、遺族は見たい!

皆さんのパソコンや、スマートフォンに、

「人には見られたくないもの」は保存されていませんか?

 

特に男性は「人には見られたくないもの」が多いかもしれません(笑)

この自分の死後にデジタル機器内のデータを自動的に削除するサービスが普及し始めているのです。

まるでドラマの「dele(ディーリー)」の様ですね!

そういえば、以前に当サイト終活ライターの冨沢氏も記事にしてましたね。

 

 

このドラマみたいなサービスの他に「アプリケーション」も利用され始めています。

その一例をご紹介します。

・「僕が死んだら」(フリーソフト)

・「死後の世界」(フリーソフト)

※hakalifeが推奨するものではありません。ダウンロードとインストールは自己責任でお願いします。

 

 

このデータを削除したいものとは反対に、

「データが残っていなかったために起こるトラブル」もあります。

 

実際にこんなケースがあったそうです。

 

田舎ので一人暮らしの母親が急逝してしまい、遺影に使う写真を母親のスマートフォンから使おうと思ったが「パスワード」がわからず、誕生日や電話番号などを頼りに何度か入力しているうちに、ログイン失敗回数の上限に達し「工場出荷状態」になってしまい、端末内の全データがパァ・・・・

こんなことは珍しくありません。

 

契約者プライバシー保護の観点から、AppleやGoogleの他、docomoやau、SoftBankなどの日本の大手キャリアでも、遺族であってもパスワードの解除や提供には応じてはおらず、故人の契約解除や端末の初期化のみの対応になっているのです。

「セキュリティー」や「プライバシー」を理由に、すぐそこにある故人の情報を諦める事になります。

 

 

その問題を解決しようと、一部の有料サービスで、

・故人が使っていたパソコンや携帯端末のパスワード解除サポート

・デジタル機器内にある写真の復元

・アドレス帳の検索

・SNSなどのアカウント削除

などを行っている業者も出てきた様です。

 

いざという時は、このサービスを利用しても良いかもしれません。

※hakalifeが推奨するものではありません、ご本人の責任の下、契約してください。

 

 

 

この様なサービスやアプリを使わずとも、エンディングノートなどで「ID」や「パスワード」情報を残してさえいれば、解決します。

遺族の為にも、これらの情報を書き留めたりして残す事をおすすめします。

ただし、大切な情報ですので他人には見られない様に管理する必要もあります。

 

 

死んだらネット上の金融資産はどうなる?

死んだらネット上の金融資産はどうなる?

さらに大きなトラブルになり得るのは、デジタル端末内でしか見れない「金融資産」です。

 

皆さんは、「ネット銀行口座」「ネット証券口座」は持っていますか?その存在は家族は知っていますか?

筆者は両方持っています。家族には知らせていません。

実はこの様な人が相当数いるというのです。

 

現在、インターネットバンキングやネット証券などの利用が利便性と安全面などから加速化してます。

亡くなった家族が、どんなネット銀行やネット証券口座を持っていたかを確認する術がなく放置されるパターンが増えているのです。

 

運良く口座などを開設した時の書類が見つかっていもパスワードが変更されていて、口座を認識しても中身を確認できないのです。

 

それであれば、銀行や証券会社に本人が亡くなったことを伝えて、IDとパスワードを教えてもらえばいいだろうと考えがちですが、これにも問題があります。

 

実は、亡くなった事が金融機関に伝わった時点で、相続設定となり口座は「凍結」されてしまうのです。

口座が凍結されれば遺産分割の目処がつくまでは、預貯金を引き出すのは難しくなります。

 

故人の預貯金は、現実問題として即現金化して葬儀費用や当面の生活資金、所得税の申告などすぐに必要な費用に備えたいと考えるものです。

ですが、口座を凍結されるとそれが絶たれます。(最終的には遺産分割協議に基づき凍結は解除されます)

 

また、FXなどの外為取引会社などの心配もあります。

亡くなった事により放置され、その間も為替相場が大きく動いていた。なんて事もめずらしくありません。

家族は、FXをやっていたことさえ知らなかったので、もちろんロスカットなどの対応する事もできずに、巨額の損失を被った!なんて事になるのです。

 

これらを考えると「デジタル終活」は終活の中でも最も大切な項目だと言えるのです。

 

 

最後に、「デジタル終活で大切なこと」をお伝えします。

・ネット系マネーサービスを利用しているのであれば、IDやパスワードを紙に書き出し、通帳などに挟んだり金庫に保管する。

・どんなネット系マネーサービスを利用しているか、家族に伝える。

・エンディングノートなどを利用し、それらの情報を書き残す。

デジタルなものこそ、アナログで情報を残す事が大事です。

 

皆さんもこれを機会に「デジタル終活」をおこなってみてはどうでしょうか?

 

 

 

m.Handa

趣味は温泉めぐり。 北日本各地で店舗運営の経験を持つ。
このサイトの制作ディレクターでもある。

地域のマルシェやイベント企画など、多くに関わる。