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墓じまい「遺骨の取り出し」の実情

墓じまい「遺骨の取り出し」の実情
お墓情報 全国
2018/11/22

墓じまいをする際に必ず発生するのが「遺骨」の取り出しです。

 

今回はこの「遺骨の取り出し(骨上げ)」の実情をリポートします。

 

「墓じまい」や「お墓の引っ越し」をする場合には、「墓石」の撤去と同時に「遺骨」も撤去しなければならない。

その「遺骨」が、土と同化している場合があるのです。

 

 

その土と同化した「遺骨」はどうなるのだろう・・・・

 

 

 

 

土と同化した「遺骨」は「土」

土と同化した「遺骨」は「土」

墓じまいの業者聞くと、

「できる限りお骨は上げてはいるが、土に還っているものに関しては上げても意味はない」という。

 

「意味がない」とはどういうことなのか?

 

遺骨を周辺の土ごと上げたとしても「遺骨」を水などで洗浄し「土」を洗い流します。

その後「遺骨」を乾燥し、保管もしくは引っ越し先へと納めることになります。

その洗浄の過程で、どうしても「土と同化した遺骨」は「土」と一緒に流れてしまうというのです。

 

「土」と「遺骨」を分別するには限度があり、土と一体化した骨は「その土地の土に還っている」ということになり、「遺骨」ではなく「土」である。と、判断せざるを得ないのです。

 

土も全部上げて、次のお墓に入れる場合も稀にあるようですが、骨壺で保管する場合や、納骨堂、永代供養墓、合祀墓などに入れる場合には、衛生面の管理も含め、通常「洗浄」「乾燥」が条件となり、周辺の土ごとでは受け入れてもらえないのが実情なのです。

 

 

 

 

国の基準の「遺骨と土」

国の基準の「遺骨と土」

この「遺骨」と「土」の基準ですが、国でも見解を示しています。

 

お墓に納められる「遺骨」を他のお墓に移す場合には、法律上、行政機関に改葬許可申請を行い、改葬許可を得る必要があります。

 

それに対し、厚生労働省より出されている「遺骨」が土に還っている場合の改葬についての「墓地埋葬法」に関する通達により、「遺骨が土に還る」「土になる」などして現存しない場合には、お墓の「土(土と同化した遺骨)」を移転させたとしても改葬にはあたらないとされています。

 

これらのことから、国では土と同化した「遺骨」は「土」と判断をしていると言えるのです。

 

 

国の判断は別としまして、どうしても周辺の土も一緒に移転先へ持って行きたい方もいらっしゃるでしょう。

移転先が一般墓地の場合には、洗浄などをせずにそのまま土ごと持っていける場合もあるので、ご安心ください。

これといった基準もまだ曖昧ですので、一概には言えません。

まずは「墓じまい業者」や「石材店」へ相談してみましょう。

 

 

ただ前ににも触れた通り、一般的には衛生面から考えても「洗浄」と「乾燥」は必須となってきています。

今「墓じまい」をご検討の方は、これらを踏まえて引っ越し先なども検討してみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

m.Handa

趣味は温泉めぐり。 北日本各地で店舗運営の経験を持つ。
このサイトの制作プロデュースを行う。

地域のマルシェなどイベントも手掛けている。