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通夜や葬儀まで自粛のケースも。新型コロナウイルスの大きな影響

通夜や葬儀まで自粛のケースも。新型コロナウイルスの大きな影響
葬儀 全国
2020/04/01

↑厚生労働省コロナウイルス感染 マップより

 

新型コロナウイルス(COVID-19)がこんなにも世界へ影響を及ぼすなんて誰が分かっただろうか?

 

2019年12月31日が最初の報道だった。

 

当初は中国の武漢から発生し、以降は中国の他の地域の話題に広がりを見せた。

春節もあり、中国から日本への物資が止まった。日本にとって中国がこんなにも欠かせない国になっていた事を実感させられた。

死者は1月20日に確認されてから増え続けた。

 

日本では、クルーズ船の「ダイヤモンドプリンセス号」が横浜港での下船を拒否され、乗客乗員3711人が隔離状態となり、その内712人が感染し10人が死亡(3/25現在)した。中国大陸の外では最多の集団感染となった。

 

中国国内ではマスク不足が報じられ、その後、日本でもマスクや生活用品の買い占めなどが話題となった。

 

3月に入るとヨーロッパやアメリカにも広がりを見せ全世界に広がり、外出禁止令や地域封鎖などが世界中で起こり、アメリカをはじめヨーロッパ各国などで緊急事態や非常事態が宣言された。

これらの影響を受け消費は低迷し経済は「リーマンショック」以上の打撃を与えている。

 

また3月24日には、安倍晋三内閣総理大臣が、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長などの電話会談を行い、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」が概ね1年を軸として遅くとも2021年の夏までに開催するとし、歴史上初めて約1年の延期が決定した。まさに異常な状態となっている。

 

 

 

 

お通夜やお葬式は「3密」全てが該当?

お通夜やお葬式は「3密」全てが該当?

2020年3月1日に日本政府より

「換気が悪く」「密集した場所」「不特定多数の人が接触する恐れの高い場所」に集団で集まることはクラスター感染(感染者の集団が発生)し易いとし、国はその様なイベントや集まりなどに対し中止や延期を促した。


その中には葬儀も含まれるのだろうか?

これは難しい問題だ。

喪主や葬儀社が、参拝者の健康や今の社会通念上のモラルを気にして自粛しているか、縮小しているのが現状だ。

 

参列者を呼ぶにしても、「人と人の間隔」「換気」や「消毒」「マスク」など細かい所に、かなり気を使わなければならない。

だが、その「消毒液」や「マスク」が手に入らないのも大きな問題となっている。

 

これらが原因となり、自粛や縮小となっている様だ。

 

 

「志村けん」さん家族、最後会えずにそのまま火葬

「志村けん」さん家族、最後会えずにそのまま火葬

また、新型コロナウイルスの感染者で亡くなった場合には、感染症指定病院で最後を迎えることになるでしょう。

 

その場合、感染を防ぐため院内で指定の納体袋に収容、消毒された後に納棺されます。

感染症で死亡した際は清拭や身繕い、体液の流出を防ぐ綿詰めといった処置も行なわれないケースも出てくるかもしれません。

 

また通常、死後24時間以内の火葬は法律で禁じられています、蘇生の可能性が残るからです。

ですが指定感染症に指定された新型コロナウイルスなどで亡くなった場合はその対象外となります。

他の感染症患者と同じく、遺体からの感染を防ぐ目的で死後24時間以内の火葬が認められていまるのです。

 

新型コロナウイルスの感染者が亡くなった場合には感染拡大防止の観点からも遺体は病院から直接火葬場に搬送され、死後24時間以内に火葬される事になります。

タイミングによっては、最後に会えない家族も出てくるのです。

実際「志村けんさん」さんの家族も、感染拡大を防ぐために、対面させずそのまま火葬されたと報道されていました。

 

 

また葬儀社も、「感染者の遺体」を扱う場合の対応に判断を苦慮している。

納棺は感染患者の死体と直接触れ合うために濃厚接触を伴う。

 

納棺士とは、最も死者の尊厳を重じる職業だ。

 

その納棺の儀式を「防護服」に「手袋」「ゴーグル」に「マスク」で行うのは納棺士にとって耐え難いハズだ。

 

そこに苦慮し葬儀社や納棺士によっては断るケースも出てくるのが予想される。

 

 

これらを考えると、やはりお通夜やお葬式は身内だけのものにせざるを得なくなるだろう。

近親者だけのお通夜やお葬式が増えてくる事が必至なのだ。

 

 

 

僧侶も怖がる感染リスク

僧侶も怖がる感染リスク

僧侶から話を聞くと、お葬式などでは僧侶こそが新型コロナウイルスのリスクに一番されされていると感じるというのだ。

 

葬儀会場は上でも述べた通りに不特定多数の人が密室に集る、その場所に何度も呼ばれて行くのが僧侶だ!

その中で、

・マスクをするわけにはいかない。

・手袋をするわけもいかない。

・声を出さないわけもいかない。

・木魚や鐃鈸などの消毒に不安が残る。

・お布施を受け取らないわけにもいかない。

など、感染リスクはかなり高いと感じ取れる。

特に感染を気付かずに他の葬儀に出て、感染源になるが一番恐いと言う。

上記の様に葬儀に出る僧侶達は戦々恐々だ。

 

 

また、ある葬儀関係者も【マスクの配布】【手指消毒の徹底】【換気の実施】【余裕あるご着席の推奨】【従業員の感染防止策】【館内清掃・消毒の徹底】【イベントの自粛】など徹底的な感染防止対策を打ち、利用者の不安を取り除くための努力は惜しまず続けているという。

 

 

葬儀関連だけでもこれだけの甚大な影響を及ぼしている今回の新型コロナウイルス。

一刻でも早い終息することを願ってやまない。

 

葬儀社・宗教従事者・納棺士・喪主や家族・参列者・これに関わる全ての人々が協力し合い、少しでも多くの方で最後の時間を過ごせるようにして行きたいものです。

 

 

 

m.Handa

趣味は温泉めぐり。 北日本各地で店舗運営の経験を持つ。
このサイトの制作ディレクターでもある。

地域のマルシェ、イベントなどの企画や運営も行う。