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これからも供養文化を引継ぎ育てていくには
~現代は「持たない/売らない」時代?

2018/05/29

終活全国

これからも供養文化を引継ぎ育てていくには
~現代は「持たない/売らない」時代?

( 写真は全てイメージです )

 

#お墓 #供養 #定額配信 #Spotify #Apple Music
#サブスク #マルシェ #寺院 #気軽さ #親しみやすさ

 

 

スッパイマン は“種あり派” @ハカライフ編集の冨沢です。

最近、SpotifyやApple Musicといった定額制の音楽配信サービスが注目されています。

 

毎月一定額を負担すれば、クラウド上のコンテンツを自分のスマホやタブレットを介して

いつでもどこでも楽しめる気軽さが人気の一つのようです。その一方で、私が注目したのは
このような技術の進歩によって 「消費と所有は切り離された」 と言われていることです。

さらに、その作り手であるミュージシャンの中には楽曲(作品)は有料販売せず、

無料ダウンロードや配信サービスへの楽曲提供を通じて、まずは より多くの

人々に知ってもらいファンをつくり、各地域でのイベント開催やグッズ販売で

収入を得るといった活動も見受けられることです。
まさに現代は、さまざまな分野における変革の時、転換期であると実感します。

 



※――参考記事:

NIKKEI STYLE 2018.5.14

→ 好きな音楽や映像も持たず楽しむ 定額配信の魅力

 

AMP 2017.9.27

→  「曲を売らない」が基本スタイル。

  新時代ミュージシャンの優れたビジネスモデルに学ぶこと

 

Real Sound リアルサウンド テック 2018.5.19
曽我部恵一が明かす、ストリーミングとの向き合い方

 

 

大前提として、全てのものには対価があり、あらゆる場面で流通・提供されていくなかで、

それに相応しい金額が支払われるべきことは至極当然の事実です。上記の参考記事は、

音楽を中心とした話題についての記事ですが、時に、その環境や状況によっては、

これまでの常識や考え方とは違ったものが認知されるケースもある――

ということかと思います。

 

そのことは音楽だけに留まらず、例えば、お墓や供養に関しても、従来の常識や

考え方に則したものと、それ以外の、ほんの少し異なるものとが混在している

傾向にあるとも感じられます。

 

核家族の増加や継承者不足により、お墓を建てても守る人がいない、

手を合わせる人がいない、そういった不安への解決策の一つとして、一時的に

預かってもらったり、一定期間を過ぎたら永代供養へ切り替えてもらったり、

――従来よりも多様なお墓・供養のスタイル―― が登場しているのも事実です。
[これからは選べる供養] –終活設計ナイガイ サイトより

 

フランス語で「市場」を意味する“マルシェ”

さらに、お墓を守ってきた寺院様の中では、毎年実施しているお寺の催しに

地域で活躍するハンドメイド作家さん達を呼んで“マルシェ(市場)”を同時開催したり、

共通する趣味を持つ仲間同士で開催されるイベントや勉強会があれば、積極的に

スペース(場所)を提供して有効活用してもらったり… と、その活動はこれまで以上に

「気軽さ」や「親しみやすさ」がキーワードになっているように思います。

見えないものの大切さ~お墓の役割とは

もちろん この先どんな時代であっても、

大切な先祖を想う/手を合わせる場所としてのお墓は残っていくべきだと考えます。

 

ただ、これからは幅広く供養商品やイベント開催を通じて、お墓の販売だけではなく

先祖に手を合わせたり地域の歴史文化に触れたりする機会(場所)を、今よりも

多く創出することで、広く供養文化を継承していくことが

今後ますます重要視されていくのではないでしょうか。

 

 

ライター:e.Tomizawa